高齢者と子ども

 日々育児に迷い、刻々と親の介護が迫る日常の中で感じたこと。

 

 「できることを奪わない」

これをすることによって、子どもは成長し、高齢者は人の手を借りず、豊かに生きる時間を維持することができるのではないか?

 

 もちろん、周りは忍耐が必要。自分がしてしまえば早いことを、待って、待って、待って・・・・(-_-;)魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える。でも、子どもがそれをできた時の喜びも格別(^^♪

 

 5年ほど前だったか、母が携帯を更新する際、ガラ携かスマホか迷った。母は、そんなの(スマホ)無理、と言いつつ、興味津々。「足るを知る」がモットーの妹は、ガラ携を勧める。いや、彼女自身もガラ携だった・・・(-_-;)

 

 足るを知らない私は、俄然スマホを推す。世の中らくらくスマホなる、高齢者用も出てるのに、それにしない手はないだろう、と母に勧める。今では、友人とのグループラインにも参加し、分からないことは「自ら」ショップに聞きに行くほど、使いこなして?いる。

 

 スマホにするにあたり、妹もショップに付き添ったり、と、確かに周りも楽ではなかった。でも、少し?の手助けで、あることが自立できたり、生活が豊かになるのなら、周りにとっても、得られるものは大きいのではないか、と思う。少しの手助けをすることで、がっつり介護の日を遅らせることができる、そう確信する。