マルチタスク

  知人の50代男性、現役モーレツサラリーマンに「女性のように、マルチタスクにはなれない。仕事の途中で話しかけられると、何やってたんだか分からなくなって・・・」と言われ、考えた。

 

 仕事を辞めて感じた事。仕事をしている時よりは、家事と育児に達成感を得られるようになり、それが生活の満足感にもつながっている。

 

 育児に悩んだ時(現在進行形ではあるが)、なんでこんなに育児にイライラするのか?私は何故こんなに育児に向かないのか?と考えた。

 

 子どもは親の都合なんて考えず、自身の生理的欲求の訴えのみならず、話しかけるわ、歓迎できないことをするわで、親は始終、自分のしていることの手を止めなければいけないのだ。それこそ、「一体私、何してたんだっけ???」がずーっと続いている感じ。それがフラストレーションにつながる。

 

 手を止めて困るような料理を作らなければいい、そこまで掃除しなくていい、洗濯は乾けばいい、とか、7割できれば御の字!と考える、など、いろんな記事を読んだけれど、そんなに簡単に性格は変わらないし、邪魔されずに仕事してきた私にとって、そのフラストレーションは想像を絶した。

 

 生理学的に女性がマルチタスクに向いているとしても、個人差はあるだろう。でも、出来る事なら、7割で御の字!と心から感じたい。いや、それは結果的に、少ないストレスで物事をタイムリーに進行させ、当初の7割以上の結果を導くことに繋がる気がする。そして何より、そんな風に生きられる女性の強さはしなやかで美しいと、私はあこがれる。

 

 なので私はこのブログを、10割の完成度でなくても書き上げたことにしよう(^-^;