手放せなかったモノの正体

こんにちは。
気持ちの良い快晴の横浜です☀

引っ越しシーズンが近づいてきましたね。お片付けに精をだしておられる方も多いことでしょう🎵今回は、お片付けにちなんで、私が長年手放せなかったモノについて書こうと思います。

仕事と育児で自分の物欲に向き合う時間はなく、子どもの物選びに時間とエネルギーを費やしていた日々。忙殺される中で、自分と向き合う時間もないのに、「モノ」に向き合うという理屈なんて、考えもしませんでした。でも、子どもの物で溢れる家にイライラしていた記憶はあります。

お片づけと言えば「こんまりさん」ではないでしょうか。何事も学びたい欲求は強いので、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法1・2」は読んでいました。当時実践には程遠かったですが。

このブログを始めたころから、意識的に、自分を追い込むことをやめ、自分、夫、娘、親、家、モノetcに向き合う余裕が生まれました。
こんまりメソッドに従い、洋服からのお片づけ。わたしは元々洋服が少ないし、そこに執着もなかったので、サクッと終了(したかのように見えた💦)

印象的だったのは第二のステップの「本」

これまで参加した医療系、育児系、自己啓発系のセミナー資料(本)の多いこと。そして、亡き父の本棚からやってきた、自分は読まないであろう書籍たち・・・。

こんまりメソッドは、モノが少ないことを良しとしているわけでも、モノをたくさん手放せばよい、と言っているわけでもありません。あくまで「ときめくものだけ」に囲まれて過ごすコトを目指しています。

亡き父の趣味の書籍にときめくか?→NO
古ーい医療系セミナーの資料にときめくか?→NO
読もうと思って購入した、ブックカバーのかかった書籍にときめくか?→そもそも存在を認識していない・・・(恥)

まあ、ここまではよくあるお片づけ過程だと思います。ただ、自分が手放すのに躊躇したモノたちに共通点があることに気づいたのです💡

それは「想い出」「親の思い」です。
「お父さん、私にもこれを読んでほしかったんだろうなあ」
「苦労して働いたお金で買ったんだろうなあ」
「当時必死で医療の勉強していたなあ。きつかったなあ」
「あの子が2歳のころ、こんなことに悩んでセミナーに参加したんだなあ」etc…。

目の前にあるモノは、物質的には「本」だけど、わたしにとっては人の目には見えない「想い出」と「親の思い」を呼び起こすモノでした。

よくよく考えてみると、第一ステップの洋服の時も、自分で購入した服は、サクッと手放せました。でも、親が捨てられなくて私に回してきたもの(あるある)は、明らかにときめかないのに、手放せない。親が捨ててほしくない、って思ってる(と私は感じる)から。

苦労して育ててくれたことには感謝だけれど、モノを大切にするのも良いことだけど、わたしはわたしの心地よさを選択していい。親の思いに縛られている自分に気づき、それを手放して初めて、本当にときめくものだけを選択できるようになった気がします。

モノに向き合うこと=自分に向き合う事 
「人生がときめく片づけの魔法」にもありましたが、その通りだと感じます。

気づかせてくれてありがとう♡

 

 

 

 私は本を読んだ後、Audible版をかけ流しながらお片づけに取り組みました。
きっとときめく人生になりますよ🎶