メンタリストDaiGoさんの発言について考えてみた

 みなさまこんにちは☀
ムシムシの横浜です💦

 


タイトル通り、DaiGoさんがどうしてあのような発言をされたのか考えていました。あれほど頭脳明晰な方が、なぜ公の場で、あのような発言をされたのか???




その過程で私が得た教訓は、「こどもを恵まれた環境に置きすぎることの弊害」でした。

 


DaiGoさんは、ご自分の置かれている環境を、無意識に「自分の努力によって得られたもの」と思われていたのではないでしょうか。もちろん、私には到底できないような、あの方の努力で得てきたものはたくさんあるのだと思います。

 



ただ、あの方は、少なくとも衣食住には不自由せず、学ぶ環境も、機会も与えられ、その上で生きてこられたのではないでしょうか。

かく言う私も有難いことに、衣食住に不自由するようなことなく、健康に生きてくることができた一人です。

 

 

 

以前働いていた救急外来の場で、何度も運ばれてくるホームレスの方、緊急性の高い、重症患者の横で、昼間受診できたのではないか?と思えるような症状で受診し、医療費が無料の生活保護者の方に対し、「なぜ今?!」「なぜ救急車!?」「なぜパチンコで生活保護費を使い果たしたの!?」と苛立った記憶があります。

 

 

 

 

当時の私には、なぜその方々が、そのような健康管理しかできないのか、そのようなお金の使い方しかできないのか、もっと根本的な問題に、思いを馳せることはできませんでした。幸か不幸か、私の人生において、そのような現実を目の当たりにする機会はなかったのです。

 

 

人が皆、等しく教育の機会を与えられてきたわけではない。


ジャンクフードを食べ続ければ体を壊すこと、体を壊せば働くことができなくなること、欲求の赴くまま手持ちのお金を使い果たせばどうなるのか、国には国民を救済する制度があり、困った時には闇金でお金を借りる前に、どこに相談に行けばよいのか・・・・。

 

 


自分が知っていることは、誰もが当たり前に知っていることで、それを実行しないから追い込まれるのだ、と、さほど意識もせず、感じていたように思います。

 

 



親は子どもを良い環境で育ててあげたい、そう願います。
でも、与えられた良い環境が「当たり前」の景色となり、空気のような存在となり、その有難さに気づけなくなった時、あの方のような発言をしてしまうのではないか?

意識しながら子育てしようと感じた出来事でした。


最後までお読みいただきありがとうございました☆