2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年

今年も今日で終わり。去年の今頃は体調不良に悩まされ、どん詰まり状況だった。あれから1年。退職し、カウンセリングを受け、家事と育児に向き合いながら、自分を振り返り続ける毎日。 今は自分の「承認欲」にぶつかり、今更?アドラーの「嫌われる勇気」「…

医者よ、信念はいらない、まず命を救え!

12月4日、長きにわたり、アフガニスタンで人道支援活動をされてきた中村哲医師が、何者かに銃撃され亡くなった。 どんな方だったのか、ネットで検索するうち、中村医師の著書「医者よ、信念はいらない、まず命を救え!」という言葉が胸に刺さった。 医療界の…

看護師さん

看護師の養成課程の多くは3年または4年。看護師だけでなく、助産師・保健師まで取得する人もいる。働く場所により、助産業務手当ではなく、助産師という資格に対する手当が出ることもあったが、多くは何年過程の看護学校(大学)を卒業したか、が基本給を決…

SIMPLE RULES

最近 SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える (単行本) ドナルド サル, キャスリーン アイゼンハート他 を購読した。シンプルなルールほど上手く行く、という主張が多くの実例と合わせて多数紹介されていた。また、そのルールの作り方、Pl…

マルチタスク

知人の50代男性、現役モーレツサラリーマンに「女性のように、マルチタスクにはなれない。仕事の途中で話しかけられると、何やってたんだか分からなくなって・・・」と言われ、考えた。 仕事を辞めて感じた事。仕事をしている時よりは、家事と育児に達成感を…

女性が教育を受けること

世界には未だに「女性は教育を受ける必要がない」と考えられている国々がある。 職業柄か、健康問題に関して、母親の知識が、子どもを病気から遠ざけることは実感していた。けれど先日こんなことがあった。 ピアノを習っている娘が、絵本の中の楽譜に興味を…

感謝の気持ち

マイナスの感情を抱えて苦しい時、「ありがとう」と言葉にしてみる、作り笑顔でもいいから笑顔になってみる、など言われ、試したことがあったけど、どうにもうまくいかなかった。 他人から見れば、配偶者も、子どもも、仕事も、キャリアも得ていると見えた私…

求職活動

いつもの如く、サクッと仕事検索して退散するつもりだったが、初めての場所だったたのと、担当者が私の職歴を見て、なぜ20年以上の職歴があるのに退職したのか、等、経緯を聞かれた。 未だ完全には癒えない前職場に対するトラウマと、被害妄想も混じっている…

ワンオペ時代

夫のやりたいことのため、1年間、仕事と育児、そして経済的にもほぼワンオペ状態となった。それを許可したのは私。でも、その日が近づくにつれ、やりたいことへの出費と、残る私と子どもへの配慮の無さにイライラが募った。それは愛情の無さ、に感じた。冷静…

看護師の仕事

私は看護師の仕事が好きだ。辞めてみて改めて感じる。世の中で最も大切な命に向き合う仕事を生涯続けたい。「看護師」と言われてぱっと思いつく、病院勤務の看護師の仕事が好きだ。病院以外で看護師として働いた経験が少ないから、そう思うだけかもしれない…

看護師のお給料

20年以上前、即戦力となる看護師を育てるべく、専門学校がメインだった時代。それでも、初任給を手にして「こんなにもらっていいの?!」と驚愕した記憶がある。常に先輩にくっついてきてもらい、処置している自分が、それをもらう資格があるのだろうか?と…

不毛な業務

看護師の仕事の中に、環境整備がある。医療器具の点検や医療材料の補充、小規模の病院なら、清掃も含まれるかもしれない。 それなりの規模の病院なら、医療器具の点検はME、医療材料の補充はアシスタントナース(看護助手)、清掃は専門業者、など、分業が進…

心の余裕

結婚・仕事・妊娠・出産・育児・・・・7年間、駆け抜け、限界を迎え、仕事を手放した今、ようやく「心の余裕とは」を考える。 何故あんなに苦しく、頑なで、がちがちだったのか?? 「育児に最も大切なのは心の余裕。その余裕は、多くは時間的余裕から生まれ…

人生脚本その2

また母が私に頼み事。旅行に行きたいから、人数分の宿を予約して、と。「面倒くさい」という感情が湧いてきた。 こだわりの強い私は、たとえ自分が参加しない旅行だったとしても、コスパよく、立地よく、口コミ良く・・・と、完璧なプランを探し続けるだろう…

人生脚本

いつもの如く、母が私に相談事。ほかのにも相談したけれど、門前払い状態だったと。これもいつもの事。結局第一子の私が請け負うことになる。 母に悪意があるとは思っていないけれど、結局私しか解決してくれない、と思っているだろう。これまでなら解決への…

お子様ランチ

巷によくあるお子様ランチ。エビフライ、からあげ、ポテトフライ、ハンバーグ、ごはんにふりかけ、ケチャップライス、ゼリーかジュースかプリンのデザート・・・。極めつけはおまけのおもちゃ。 どんなお店に入っても、メニューはたいして変わらない。もちろ…

高齢者と子ども

日々育児に迷い、刻々と親の介護が迫る日常の中で感じたこと。 「できることを奪わない」 これをすることによって、子どもは成長し、高齢者は人の手を借りず、豊かに生きる時間を維持することができるのではないか? もちろん、周りは忍耐が必要。自分がして…

仕事と家族

日本在住フランス人の友人(男性)との会話 わたし:フランスでは、会社に転勤を命じられたら単身赴任する男性が多いの?家族で引っ越しするの? 友:(単身赴任)できないって(会社に)言う。 わたし:じゃ、奥さんは仕事辞めないといけないんだね。 友:…

仕事とは

ドラマ「わたし定時で帰ります」の中で「もし億万長者になったら仕事する?」(言葉は正確ではないかも)というセリフがあり、はっとさせられた。 「今の仕事はお金がもらえなくてもした仕事か?」と問われたこともある。同じ類の質問かと。 生きていくため…

女の子のランドセル

ラン活なんて言葉があるとは知らなかった。でも、最近のランドセルの値段や、6年間使うことを考えると、簡単には決められないのも想像できた。個人的に、プリキュア系のキラキラパステル系の色は嫌だなあ、と思っていた。 百貨店でも、親御さんに人気がある…

カウンセリング

身体的な不調に見舞われた時、人は当たり前に受診する。診察や薬を求めて。頭が痛ければ脳神経外科、おなかが痛ければ内科、足が痛ければ整形外科など、自身で判断し受診する。でも・・・。 心が不調な時、受診のハードルが高いのは何故だろう?自分で治すし…

高齢出産の代償

私にも不妊治療の経験はありますが、現在不妊治療中で辛い状況の方には不快な内容かもしれないことをあらかじめお断りしておきます。 本来は、高齢で子どもを産み育てることができている有難さを噛みしめなければいけないのだろうが、今の自分は「代償」とい…

一人の時間

年長の歳の娘が初めて両親不在で祖父母宅へお泊り中。 夫不在の環境へ預けて初めて、自分が、夫は子どもを守ってくれる存在だと「信頼していた」ことに気づく。決して信じていなかったわけではないのだけれど。 一人の時間。 誰に何を言われることもなく、自…

子どもを亡くした同僚

葬儀が終わると、たとえ冷たくても、子どもに触れることはできなくなる。同僚は今なお耐え難い辛さの中にいるだろう。それを思うだけでも苦しい。 そんな同僚に対し、他の同僚たちも心を痛め、何か自分にできることはないか?と自問自答しているようだ。 そ…

自己紹介

通常は先に自己紹介するのでしょうね…。 ワンオペワーママナースでした。でした、というのは、先月で退職したので…現在求職中。 医療者目線の、日々感じた事を残そうと思います。

同僚の子どもの死

昨日、娘と一緒によく遊んだ同僚の子どもが亡くなった。まだ4歳、突然の死だった。 仕事柄か、どんなに若くても、「明日が来るとは限らない」と日々感じながら過ごしている。でも、連絡をもらった時は、スマホを持つ手が震えた。早朝のことだった。 〇〇くん…